そのものズバリの英語のジョーク集(アメリカンジョーク?)。随時更新中!
 

第四集 151〜200話


200若き緑の日々

ミケノビッチ老と若い牧夫達は,牧場主に頼まれて,牧場の木を切りに出かけた。
「じいさん。次はこの木をやっつけるか」

「待て」ミケノビッチ老は鋭く叫んだ。「忘れもしない50年前のことじゃ。わしは,この木の下で,初めて男になったのじゃ。その記念の木なんじゃ」
「やれやれ。じいさんも,隅に置けないなぁ。じゃ,あっちの木を切るか」

「待て待て」またまた,老人は叫んだ。「実はその時な。あっちの木の下に,彼女の母親が立っていてな。じっとわしらを見ていたという記念の木なんじゃ」
「なんだって?」若い牧夫が叫んだ。「じいさんの初体験の間,相手の母親にずっと見られてたってのかい?」
「そうじゃよ」
「その母親は,何か言わなかったのかい?」

「言った」老人は懐かしげに答えた。「モ〜」


199卒業

永遠の誓いを交わそうとする男女に祝福の言葉を述べた神父は,参列した人々に向かって声を張り上げた。
「この結婚に異議のある者は申し立てよ。異議のなき者は沈黙を持って答えよ」

「異議あり!異議があります」
──大胆な声が教会の静寂を破った。

「黙んなさい」神父は叱りつけた。「お前は花婿じゃないか」


198共通点

Q. バグダットと広島の共通点は何か?
A. ない。

  ──今のところは。

*このジョークは,アメリカのイラク武力行使の年だけの限定ジョークです。でも,「バグダット」の都市名を換えて,永遠に使われるジョークなのかも知れません。


197似たもの

刑務所:三度の食事が無料で出る
会社:一食だけで,しかも自費。

刑務所:真面目に働けば早く出られる
会社:真面目に働けばさらに仕事が増える

刑務所:専用トイレがある
会社:トイレは共用

刑務所:経費は税金から支払われる
会社:給料から税金が引かれる

刑務所:いじわるな見張りがいる
会社:いじわるな見張りがいる


196究極の選択

受話器を少し耳からはずした妻は,夫にこう聞いた。
「あなた。あたしのお母さんからなんだけど代わる?それとも皿洗いする?」


195ハリーとトマス

ニューヨークに出て働いていたハリーは,故郷に戻って,神父である父に,連れてきた男を紹介していた。
「父さん。僕の恋人トマスだよ。結婚したいんだ」
「はじめまして。ハリー君とおつき合いさせていただいておりますトマスです。ボク達は愛し合っているんです・・」
はじめは,唖然としてトマスの自己紹介を聞いていた牧師だったが,ついに,怒りの余り顔面蒼白となり,ブルブル震えだしたのである。
「ハリー!この結婚,わしは断じて断じて許さんぞ!」
「ええっ!僕たちが男同士だからなの?」

「こいつは,新教徒だそうじゃないか」


194成功の秘訣

記者は,ようやく,世界的大富豪のインタビューに成功した。
記者が大富豪の豪邸を訪ねると,大富豪はかなりの老齢であり,美食のせいか太っていたが,肌の色つやが良く,とても本人がいう年齢には見えなかった。

「どうやって,これだけの成功をおさめたのでしょうか?」
「わしは,スラムでも一番の貧乏な家庭に生まれ,15歳の時に天涯孤独の身となり,無一文で世間の荒波に追い出されたのじゃ」富豪の老人はため息をついた。「まったく苦しい時代じゃった・・・」
「さぞ,ご苦労をされたのでしょうね」
「大変な苦労じゃったよ。そして,たゆまぬ努力だった」

「是非,小誌の読者にもその成功の物語というものを教えていただけませんか」
「いいとも」老人は昔を思い出すように目を閉じた・・・「それは,大恐慌の時代じゃった。父母が死んで,まだ幼いわしが住んでいたアパートを追い出された日。わしのポケットには,もう5セント硬貨が一つしか残っていなかったのじゃ──
──わしは,腹が減って腹が減って,5セントで汚いリンゴをひとつ買ったのじゃ。さて,齧り付こうとして,袖でリンゴの汚れを拭いたら・・・実に綺麗でうまそうなリンゴになった。わしは,そのリンゴを食べないで10セントで売ったんじゃ。そして,その10セントでまた汚いリンゴを2個買って──もう,分かるじゃろう?わしは,その時,商売というものを理解したのじゃよ」

「感動的なお話しです!」雑誌記者は叫んだ。「やはり,努力と工夫が今の成功を生み出したのですね」
「うむ。こうして,1週間後には,リンゴを売った金は,なんと,23ドル50セントにもなったんじゃよ」老人は続けた。「そして,その次の日・・・」

「──大叔父が死んで,5000万ドルの遺産を相続した」


198初体験

それは始めてだった
決して忘れることはない
あのすばらしい体験を...

空はどこまでも暗く
月はどこまでも高かった
僕たちは二人きりだった

彼女の髪は柔らかく
彼女の目は黒かった
僕は彼女が望んでいることを知っていた

彼女の肌は柔らかく
彼女の足はすてきだった
僕は,彼女の背中に指を這わせた

どんな風にしたのだろう
無我夢中だったから
僕は彼女の胸にさわった

突然僕は怖くなった
心臓が飛び出しそうだった
でも彼女は足を広げた

もう僕は怖くなかった
急に彼女がいとおしくなって
どっと白い液体があふれ出た

終わった何もかもが
これが僕の初めての体験だった
牛の乳搾り...


197パソコンセットアップ記

ついに,私はパソコンを購入した。いつまでもパソコン音痴では,会社の若い者に権威を示せないというものだ。
さっそく,マニュアルに従ってセットアップを開始したのだが,やはり初心者の悲しさだろうか。あるいは,歳をとって頭が固くなってしまったということだろうか。
ドライバーのインストールのところで躓いてしまったのである。
やむなく,私は,メーカーのカスタマサポートセンターに電話することにした。

電話に出たのは,男性のサポートマンだった,私は状況を懸命に説明したが,彼は難しい専門用語を並べて回答し,私はますます分からなくなってしまったのである。
「失礼ですが」私は頼んだ。「出来れば,私が小さな子供だと思って,もう一度分かりやすく説明してもらえませんか?」

「分かりました」サポートマンは快諾した。「──坊や。ママに替わってくれるかな?」


196税金の行方

元首は,国の金庫がもうカラッポなのを知った。
さっそく閣議を招集した首相は,財務大臣のソルト爺に問うた。
「いったいどういうことなのだ。あれだけ税金を集めたのに,国庫はカラではないか」元首は,閣僚達を見渡した。「誰か横領をしているのではないか?」

答えに窮したソルト爺は大臣達と相談し,あるものを秘書官に準備させた。

「それでは,数分ほどお待ちくだされ」ソルト爺は声を発した「ただ今証明いたしましょうぞ」
ソルト爺は,準備した氷の固まりを法務大臣に渡した。法務大臣は外務大臣に渡し,氷の固まりは,次々に大臣たちの間を回っていった。
そして最後に元首に手渡された時には,氷の固まりは殆ど融けてしまっていたのである。

「というわけで・・・これと同じ仕組みで税金は無くなるのですじゃ」


195株相場の秘密

小金をため込んだミケノビッチ。なにせ低金利の時代である。貯金を寝かしておいても仕方ない...そうだ!念願の株の売買なるものをやってみようと奮起したミケノビッチは,証券会社に出かけた。

「いらっしゃいませ。お客様。どのような銘柄がおよろしいでしょう?」
「フム。とりあえず,安いやつからにしよう。この株は1株1ドルだな。よし,試しに10株もらおう」

次の日,その株は2ドルに上がっていた。
「オレの目に狂いはなかった。よし,20株追加だ」

次の日。その株はさらに4ドルに上がっていたのである。
「まだまだ上がる予感がする。よし。40株追加で買ってくれ」

さらに次の日。株は8ドルに上がっていた。
「もしかして,オレは株の相場の天才なのかも知れぬな。まだ大丈夫だ。よし。80株追加だ」

1週間後,株価は64ドルに跳ね上がり,気がつくと,ミケノビッチは倍々ゲームで,合計5万ドル以上も買っていたののであった。
「もう,そろそろ限界だろう。今こそ売り時だ!よし。今までの株全部売り払ってくれたまえ」

「誰に売るんでしょうか?」証券会社の担当者は言った。「この株を買っていたのは,ずっと,お客さんひとりだけでしたのに」


194アニータとウィンナー

日本人の夫と結婚したアニータ。料理自慢のアニータだったが,日本語がなかなか覚えられないのが悩みの種だった。

ある日,豚のモモ肉を買いに肉屋に出かけたアニータは,どう説明したものか考えたあげく,スカートをたくし上げて,自分の太モモを肉屋に見せたのである。
「ああ。豚モモ肉が欲しいんだね」と,肉屋はすぐに意味が分かって,豚モモ肉を包んでくれた。

次の日,ニワトリの胸肉を買いに出かけたアニータは,服をめくり上げて,自分のふっくらとした胸を見せた。
肉屋も,すぐに意味が分かって,トリ肉を包んでくれた。

そして,またまた次の日。今度は料理にどうしても,太めのウィンナーが必要だった。
そこで,一計を案じたアニータは,夫を連れて,肉屋に出かけた...

((賢い皆さんには,答えはもうおわかりですよね?))

肉屋に到着すると,アニータは,夫に「太いウィンナーをください」と話してもらったのである。


193秘境の老人2

そして,取材班は,秘境の部族の生活をドキュメンタリー番組に撮ることとなった。

「明日の外の収録は無理かな。この分だと雨のようだ」
どす黒くたち込めた雲を見てディレクターがつぶやくと,側にいた部族の老人が,ぼそっと言った。
「明日は晴れじゃ...」

翌日は,抜けるような晴天だった。 取材班は,その日一日カメラを回すことができた。
「よし。今日はいい番組が撮れた。明日も晴れそうだし,みんな,がんばってくれよ」
ディレクターが,美しい夕焼けを見上げながらそう言うと,またまた,老人が,ぼそっと言ったのである。
「明日は嵐じゃ...」
そして,その通りとなった。次の日は,強い嵐であった。

その夜,取材班は話し合った。
「やはり,大自然に生きる人間には,あたりまえのように天気を知る力が備わっているんだろうな」
「我々,文明人が,いつしか無くしてしまった能力なのでしょうか...」

取材班は,老人のボロ小屋を訪ねることにした。老人の粗末な小屋の壁には,何か分からぬ獣の頭蓋骨がいくつも飾ってあった。
ディレクターは,おそるおそる聞いた。
「ご老人。明日の天気はどうでしょうか?」
老人は黙って首を振った。
「どうして,今日は教えてくれないんです?」
老人は,目ヤニの奥に黒く鋭く輝く瞳で,取材班をじっと見据えて,ぼそっと言った。

「ラジオが壊れた...」


192秘境の老人1

取材班がチベットの奥地,秘境中の秘境とされる地をジープで通りかかると,跪いて地面に耳をつけている老人の姿があった。
「あれが,今回取材にきた『大地と語る老人』に違いありません」
「ちょうどいい。すぐ撮影準備だ」

さっそく取材班は,カメラを組み立てるや,老人にマイクを向けた。
「ご老人。何か聞こえるのでしょうか?」
やせこけた老人は,目ヤニの奥に黒く鋭く輝く瞳で彼等を見つめると,こう答えた。
「車じゃ。青い車に男がひとり,女が二人。アメリカ人じゃろう。西へ向かっておる。ナンバーは・・・」

取材班はざわめいた。
「信じられない!地面の音でそれだけ分かるなんて」
「神秘だ!これぞ,文明と共に失われてしまった人間の神秘の力なのでしょうか」

老人は続けた。
「・・・が,わしを引いていきよった。早く警察と救急車を呼んでくれ」


191オウム真理☆

ペットショップにやって来た客は,三羽のオウムがいるのを見つけて,店員に声をかけた。

「この一番若そうなオウムは,いくらだね?」
「500ドルでございます」
「いくらなんでも,高すぎるよ」
「こいつは,なんてったって,パソコンが使えますからね」
「うーむ。しょうがないか。じゃ,真ん中にいる元気なオウムは,いくらだい?」
「こちらは,1000ドルとなります」
「おいおい。ますます高いじゃないか」
「なんといっても,UNIXが使いこなせるオウムですからね」
「そうか。それじゃ,その値段も仕方ないな。では,最後のヨボヨボっぽいオウムは,いくらだね?」
「これは,2000ドルになります」
「なんだって!このオウムはいったい,どんなすごいことが出来るんだい?」

「いえ。何も出来ませんが,他の二羽がこいつを上司と呼んでいるものですから」


190彼と彼女

今日は,デートの日。二人は,ロマンティックな映画を見て,おしゃれなレストランへ。フランス料理のフルコースにワイン。そして,ホテルへという,いつものコースだった。そして, それぞれ自分の家へ帰宅した二人は,今日の出来事を日記に記したのであった。

−彼女の日記−

今日は,彼と待ち合わせて,映画館に出かけたの。前から見たくて,彼にせがんでいた映画。とてもロマンチックで,ヒーローとヒロインは,いろんな苦難を乗り越えて,最後にゴールイン。うっとりしちゃった。
彼ったら,私の手をギュッと握ってくれたわ。
そして,町の高台のレストランへ。とっても素敵なレストランで,私たちディナーコースを頼んだの。すっごく美味しくて,夢中で食べちゃった。彼ったら,ワインについてとても詳しくて,いろいろ教えてくれたわ。そして,彼のお薦めのワインは,とっても美味しくて,私ったら,おかわりしちゃったくらい。彼,びっくりしちゃったかしら。
そうそう。ワインを飲みながら,家族の話になったの。
私がいろいろと,家族のことを話していると,彼ったら,とても興味深そうに聞いてくれた。
もしかして,そろそろ?そうなのかしら?
きゃっ。
でも,そうなったら,嬉しいな。なんだか,どきどきしちゃう。
そうそう。ホテルでも,彼はやさしかったわ。
私って世界一,幸せ・・・

−彼の日記−

今日もした。良かった。


189オークション

次にオークションにでてきたのは,見事なオウムだった。
「このオウム。10ドルから」
ミケノビッチは,前々からオウムが欲しかったので,さっそく声をあげた。
「20ドル!」
すると,会場のどこからか,しわがれ声で
「30ドル!」
ミケノビッチは,負けじと
「40ドル!」
また,どこからか別の声が
「50ドル!」

結局,落札額が100ドルにまで跳ね上がったのである。競売人のところに,オウムを受け取りにいったミケノビッチは,苦笑いまじりに言った。。
「つい,夢中になってしまってね。ずいぶん高くついてしまったよ。そういえば,肝心なことだが,このオウムはしゃべることが出来るかね?」

「あなたに対抗して値をつり上げたのは,いったい誰だと思うんです?」


188ジェーンと姑

ノックの音がした。

ジェーンが玄関を開けると,雪の降り続く中,姑が立っていたのである。
「お義母さま。どうなさったんですか?」
「ジェーンや。あたしゃ,一週間ほど,ここにいさせてもらおうと思ってね。いいわよね?」
「もちろんですとも。お義母さま」ジェーンは答えた。「どうぞ,いつまでもお好きなだけ,ここにどうぞ」

と,ジェーンは玄関の扉をバタンと閉めた。


187Good News and Bad News

ミケノビッチは,仕事中に大けがをした。

気がつくとそこは病院のベッドの上で,医者や看護婦たちがミケノビッチのことを心配そうに見つめていた。
「ボクはどうしたんです?確か・・・」
「ここは,病院です。あなたは仕事中に大けがをして,ここに運び込まれたのです」医者は続けた。「あなたに,いい知らせと悪い知らせを伝えなければなりません」
ミケノビッチは青ざめた。自分の身体はどうなっちゃったんだろう・・・。
「あなたは,もう車椅子でしか歩くことは出来ません。もう,労災年金で一生暮らすしかないのです」

「仕事が出来ない身体になったのですか」ミケノビッチはつぶやいた。「これからボクは,労災でぶらぶら暮らすしかないのですね」
そして,彼は心配の余り身もだえしながら聞いた。

「・・・では,悪い知らせの方を聞かせてください」


186女が男に望むこと

20歳
 ・ハンサムであること
 ・スタイルがいいこと
 ・服のセンスがいいこと

30歳
 ・まだまだ髪の毛があること
 ・ブランドの服を着ていること
 ・気前よくおごってくれること

40歳
 ・少し髪の毛が残っていること
 ・トイレのフタをしめること
 ・安定した収入があること

50歳
 ・ハナクソとミミクソをあまりためてないこと
 ・月に一度はヒゲをそること
 ・マイホームを持っていること

60歳
 ・目鼻口があること
 ・入れ歯を置いた場所を忘れないこと
 ・健康なこと

70歳
 ・トイレで用を足せること


185修道士の試練

中世の修道院では,修道士になるためには厳しい試練があった。

さまざまな試験を乗り越えた三人の若い修道士見習いを前にして,試験官は言った。
「神に仕える者は,愛欲に心を動かされてはなりません。あなたたちは,最終試練として,順番にあの小部屋に入って,服を脱ぎ,この鈴をあそこの先につけるのです」

最初に,ヨセフが鈴をつけて待っていると,小部屋に裸の美女が入ってきて,なまめかしい踊りを始めた。
「・・・リンリンリン」
部屋の外の試験官は,ヨセフにこう声をかけた。
「あなたは,まだ修行が足りません。庭で冷たい水を浴び,また修行を続けなさい」

次に部屋に入ったのは,三人の中で一番若いパウロだった。
しかし,美女が入ってくる前に,鈴をつける刺激だけで,音が出てしまったのである。
「・・・リンリンリンリン」
試験官は嘆いた。
「あなたは,修行を一からし直さねばなりませんね。庭で水を浴び,反省しなさい」

そして,最後に部屋に入ったのは,神学においても最も優秀な成績をおさめ,将来が渇望されていたミケエルだった。
鈴をつけたミケエルの前で,裸の美女は激しく踊り狂ったが,既に聖者のような面もちのミケエルの目は澄みきっており,鈴は,ピクリとも動かなかったのである。

試験官は言った。
「よろしい!あなたは見事に合格です。修道院長もさぞお喜びになることでしょう。叙任式の準備の間,庭の水浴び場で身を清めてくるとよいでしょう。先にヨセフとパウロが行っていますから,一緒に浴びてきなさい」

「・・・リンリンリンリンリン!


184生理学の質問

生理学の教授は,学生達を見渡してこう質問した。
「さて,諸君。人間の器官の中で,普段の大きさの6倍にまで膨張するものはなにかね?」
学生達は,ニタニタ笑いを浮かべたが,誰も答えるものはいない。
そこで教授は,ジェーンを名指した。
ジェーンは,しばらくモジモジしていたが,ついに,「なぜ,私がそんなの答えなくちゃならないんですか」と教授にくってかかった。

教授は言った。「よろしい。ミス・ジェーン。そして,諸君らもみな落第だ。人間の器官の中で6倍にも膨張する唯一のもの。それは瞳孔に決まっている」
そして,教授は,教室を後にしたのである。


183宝物

ミケノビッチ少年が,片手に大事そうにミニカーを持って,もう片手はポケットに,そして,口笛を吹きながら散歩をしていると,学校の先生に出くわした。
「あら?ミケノビッチくん。何を握りしめてるの?」
「はい。ボクの宝物です」
「そう。よかったわね。もう片方の手は?」

「ミニカーです」


182銭湯でのコツ

男湯がイモ洗いの時,ゆったりと入るためには,こう一言いうといい...

「実にステキなナニですなァ!」


181スターリンの覚悟

スターリンが死ぬ数ヶ月前のことである。
死を悟った彼は,自分の半生を振り返り,これまで自分のしてきたことを心から恥じ入り,大衆の手でリンチを受けることで,罪を償いたいと思ったのである。

スターリンは,側近のフルシチョフの手を借りて,赤の広場の演台に立ち,ことさら群衆を侮辱する演説をした。
「同志諸君。私は,働きの悪い君たちの賃金を50%に減らすことにした」
彼は目を閉じた。怒り狂った大衆が怒号を上げて押し寄せてくることを期待しながら...しかし,わき起こったのは,割れんばかりの拍手。
「革命万歳!同志スターリン万歳!」

「同志諸君。私は君たちへの食料と薪の配給を50%に減らすことにした」
しかし,答えは,さらに熱狂的な歓声と拍手だった。
「共産党万歳!我らが敬愛する同志スターリン万歳!万歳!」

ついに,スターリンはこう叫んだのである。
「どうしようもなくバカな同志諸君。わしのケツでも舐めたまえ!」
そして,スターリンは,今度こそ,興奮した群衆が何かを口々に叫びながら演台に押し寄せてくるのを見た。
・・・かすかに微笑みながら目を閉じたスターリンの耳に,あわてふためいたフルシチョフの声が聞こえた。

「ものすごい数の群衆が同志のお尻を舐めようと押し掛けてきています。早くパンツをおろしてください」


180寄付

大金持ちのミケノビッチ老人は,ケチで有名だった。
ある日,一人の婦人が,貧しい人々のための寄付を頼もうと,ミケノビッチの家の門を叩いたのである。
「なんじゃと!ワシに寄付しろじゃと?」
「あなたは大金持ちです。あなたにとって,わずかな金額が多くの貧しい人を助けるのです」
「・・・よいか。ワシの話を聞きなさい。半年前にワシの老母が倒れての。動くことも出来ずに,つきっきりで誰かが看病しなければならぬ状態じゃ」
「ええっ!それはお気の毒に」
「先月になって,ワシの弟が交通事故にあった。ひどい怪我で生死の境をさまよっておる。弟を助けるには目の玉が飛び出るような高額の手術費が必要なのじゃ。それに,先週になって,ワシの妹の亭主が病気でポックリいった。これから,妹は,育ち盛りの子供を8人抱えて,世の荒波を生きてかねばならんのじゃ」

「・・・そんな事情があったとは知りませんでした。もちろん寄付はけっこうです」

「あたりまえじゃ!それでもビタ一文出さなかったワシが,寄付なんかするわけないじゃろ?」


179ファラオの正体

王家の谷で,新たに発見された黄金の棺の中のミイラ。発掘隊は首をひねった。
豪華な棺からして,古代エジプト時代のファラオに間違いないが,何というファラオであったか,どうしても判別できない。
当時,エジプトとソビエトは友好関係が深かったので,エジプトの考古学者たちは,そのミイラをモスクワの考古学アカデミーに送って,調査してもらうことにしたのだった。

1週間後。
モスクワから調査の結果について連絡が入った。
「ミイラの正体は分かったのでしょうか?」
「彼は,新王朝時代のアメンホテプ5世に間違いない」
「アラーの導きあれ!それにしても,どうやって分かったのです?」
「自白した」


178高速道路

ジェーンが,高速道路を運転していると,携帯電話が鳴った。
「もしもし。母さんよ。あんた,今,高速走ってるの?」
「うん。さっき,高速に入ったところよ」
「テレビで,あんたが走っている高速道路で,逆走している車が1台いるって言ってたわ。気をつけてね」
「──それ,1台じゃないわよ」
「え?」

「さっきから,何百台も逆走してるの。まったく,危ないったらありゃしないわ!」


177スーパースター

NABのスーパースター。マイケル・ゴジョーダン。
彼は,いつものように手頃に見つけた女の子とホテルの部屋にいた。
マイケルがシャツを脱ぐと,胸に『PUMA』という入れ墨があった。
「あら?それ何なの?」
「これは,オレがバスケットをしているとき,汗でシャツが透けると,カメラにこのマークが映る。すると,オレの口座に『PUMA』から千ドル入るのさ」
次に,マイケルがズボンを脱ぐと,足に『NIKE』という入れ墨が現れた。
「今度のそれは,何なの?」
「オレがバスケットをしている時,カメラにこれが映る。すると,オレの口座に『NIKE』から千ドル入るのさ」
そして,マイケルはパンツを脱いだ。すると,ナニに『AIDS』という入れ墨が現れた。
「きゃっ。あなた,エイズだったの?」

「いや,違うよ。これは『ADIDAS』だ。すぐに分かるって」


176留守中の出来事

海外出張からの帰り,ミケノビッチは,道で年老いたメイドに出会った。

「アリサ!」彼は大声で呼びかけた。「留守の間は何事もなかっただろうね?」
「はい。旦那様」メイドは答えた。「お屋敷はたいそう静かでございます」

「ははは。そうか」上機嫌のミケノビッチは続けた。「イヌは元気か?」
「それが・・・旦那様のイヌは死んでしまわれました」

「なんだって?あんなに元気だったのに。病気にでもなったのか?」
「いえ・・・腐った肉を食べたようでして」

「腐った肉など,どこで見つけたのだろう?」
「旦那様の大事になさっていた馬の肉でございます。死んでから三日間もほっておいたものですから」

「あの買ったばかりのサラブレットが!どうして死んだんだ?」
「馬小屋が火事になって,逃げられなかったのでございます」

「馬小屋が燃えたって?なぜそうなったんだ?」
「母屋の火が燃え移りまして」

「なんだって!!わしの家が燃えてしまっただと?」
「旦那様のお母上の通夜のロウソクの火がカーテンに燃え広がったようでございます」

「母が亡くなっただと?あんなにピンピンしてたじゃないか?」
「ショックのあまりに,突然に亡くなられたのでございます。奥様が,旦那様の全財産を持って,男と駆け落ちされたものですから」

「おおお・・」

「それで,お屋敷はとても静かになったというわけでございます」


175創世記神話

神はまず,アダムを創りたもうたものの,アダムはひとりぼっちだった。

それを哀れんだ神は,こう言われた。
「アダムよ。お前に女性なるものを授けようかと思う」
「神よ。感謝いたします」アダムは尋ねた。「しかし,女性とは,どのようなものなのでしょうか?」
「フム。お前が知るはずはなかったな・・・。よいか。女性とは,お前を愛し,お前を理解し,料理・洗濯などお前の世話をし,お前の望むことは何でもしてくれ,さらにお前が愛を交わしたい時は,いつでも応じてくれるものなのだよ」
「すばらしい!」アダムは喜んで飛び上がった。「しかし,その女性は,どのように創られるのでしょうか」
「なに,簡単だ。お前の両腕と心臓とあばら骨を使って創るのだ」
「でも・・・それが全部なくなったら,困ってしまいます」

「ウーム。それもそうだな」神は顔をしかめられた。「じゃ,あばら骨だけで創ってみるとするか。ただし,中身はかなり変わるぞ」


174アルバム

日曜日の昼下がり。ママと三つになる小さな娘は,いっしょにアルバムを見ていました。
「ママ。この男のひと,だあれ?」娘は,一枚の写真を指さして言いました。「すっごくかっこいいね」

「ふふ」ママはやさしく笑ったのです。「これ,パパなのよ。あの頃はロングヘアーで,いつも潮の香りがしたわ」
「えええっ!」娘は驚いて,目を丸くしました。

「・・・じゃ,今,うちにいる,ハゲでデブで,お口のくっちゃい男はだれなの?」


174頭痛

長年,ひどい頭痛に苦しんでいたミケノビッチ。
さまざまな病院の門をたたき,専門医を渡り歩いたあげく,彼は,世界的に著名な医者の前にいた。
「診断の結果,良いニュースと悪いニュースをお知らせしなければなりません」医者は言った。「良いニュースは,あなたの頭痛は完治します。悪いニュースは,そのためには,あなたの睾丸を摘出しなければならないのです。あなたの頭痛は背骨の神経痛からきているのですが,その原因をつきつめると,睾丸が背骨の土台を圧迫しているためなのです」
ミケノビッチは,大ショックを受けた。睾丸がなくて,どうして生きている意味があろう・・・しかし,そのことについて深刻に考えようとすると,キリキリといつもの頭痛である。
結局,彼は手術を受けることにしたのであった。

手術を終えて,病院を出たミケノビッチは,いつもの頭痛はすっかりなくなったものの,下半身に不安定な感じがしていた。特に,ズボンのサイズが合わなくなったような気がしてならない。
そこで,最初に見つけた洋服屋に入ったミケノビッチは,店員にこう声をかけた。「スーツが欲しいのだが」
店員は,ミケノビッチを見て,こう言った。「お客様のサイズは44号ですね」
「その通りだが,よく分かったね」
「ええ。仕事ですから」
店員が持ってきたスーツを着ると,あつらえたようにぴったりである。
「そうだ。シャツももらおう」
「そうですね・・・ええと,お客様のサイズは,袖丈が86cm,首回りは40cmですね」
「なんてことだ。その通りだよ!」
「いえ,仕事ですから」
ミケノビッチは,店員の慧眼に驚嘆しながらも,ついでにパンツも買うことにした。
「ええと・・・お客様のサイズは36ですね」
ミケノビッチは,笑いながら答えた。「これはちょっと違ったな。オレはずっと34を履いてるんだ」

店員は,とんでもないと頭を振った。
「34なんて無理ですよ。もし,そんなのをはいてたら,睾丸が背骨の下を圧迫して,ひどい頭痛がしちゃいますからね」


178人生の始まる時

父が言った。
「誕生して,オギャーと泣き出した時からだよ」

息子が言った。
「科学的じゃないな。精子と卵子が受精卵になった時からさ」

母が言った。
「子供が就職して,家を出てくれてからよ」


177太鼓の秘密

ミケノビッチの部屋に遊びにきた友人は,部屋の真ん中に置いてある巨大な太鼓を見て,不思議がった。

「ああ」ミケノビッチは答えた。「これ,時計なんだ。声で時刻を教えてくれるんだよ」
「フーン。しかし,こんな大きな太鼓型時計なんて初めて見たな。どんな声を出すんだい?」

「よっしゃ」ミケノビッチは,撥を取り出して,太鼓を叩き始めた。
「ドンドンドン!」
すると,ミケノビッチの言う通り,壁から時刻を知らせる声がしてきた。

「コラー!今何時だと思ってるんだ。もう真夜中の1時だぞ!」


176緊急事態

男は,真っ青な顔で脂汗を滴らしていた。身悶えするような便意。
駅に向かって,出来るだけ身体を揺らさないようにゆっくりと歩く。しかし,激しい便意は,鋭いナイフが突き立つように男をさいなむ。男は,体の全ての力で肛門の括約筋をギュ〜と込めた。少しでも気を抜くと,実が出てくる・・・
そして,駅へ。ちょうど個室に入ろうとした老人の目の前を,男はものすごい勢いでトイレに駆け込んだ!
「バリバリバリ!」
雷のような音。そして,ものすごい臭気がトイレ中に立ち込めた。
個室の前で,老人は声をかけた。
「あんた。よっぽどがまんしていたんじゃなぁ。もう出られるかね?」

「・・・今からパンツを脱ぐんで,ちょっと待ってもらえますか」


175国旗(ロシアジョーク5)

コカコーラ株式会社の副社長が,ロシアのプーチン大統領と会談していた。

「大統領閣下」副社長は,言った。「お国では,ソビエト時代の歌詞だけ変えて,ロシアの国歌にされたそうですな。さらには,国旗の方も,かつての赤いソ連国旗に戻すことを検討されていると聞き及んでおります。そこで,提案なのですが,新しい国旗の下に小さくのコカコーラのマークを入れていただければ,我が社は閣下に五千万ドルをお支払いする準備がございますぞ」
「ちょいと失礼」プーチン大統領は,横にいる秘書官に声をかけた。

「おい。アクアフレッシュとの契約は,いつまでだったかな?」


174人生で最も幸福な瞬間(ロシアジョーク4)

アメリカ人とフランス人とロシア人が,人生で最も幸福な瞬間とはどんなものかについて話し合った。

アメリカ人がまず口火をきった。「それはだね。巨万の富を得て若いうちに引退するんだ。カリブの島に別荘とヨット。西部の広大な牧場に美人の妻と5人の息子,3人の娘と暮らす。そして,ある日突然,妻が叫びながら書斎に飛び込んでくるんだ。『あなた。宝くじを買ったら二千万ドルが当たっちゃったの。また節税対策を練らなくちゃ』」

それを聞いたフランス人は,含み笑いをしながら言った。「いやいや。そんなものは真の幸福じゃないさ。真の幸福とはね・・・若い愛人をパリのアパルトマンにこっそり囲うんだ。そして,妻にどんな言い訳をして愛人に逢いに出かけようかと考えていると,妻が叫びながら飛び込んでくるんだ。『あなた。私の叔母が急に入院しちゃったの。わたし,叔母の見舞いに,1週間ほど出かけなくちゃならないわ。』」

ロシア人は,哀れむような仕草でゆっくりと首を振った。
「気の毒に。君たちは,本当の幸福というのを知らないようだね。君たちの幸福だと主張するものは表面的な喜びに過ぎないのさ・・・いいかね?──工場での厳しい一日の労働が終わって,吹雪の中,小さなアパートの一室(決して立派なものじゃないが)に,ヘトヘトになってたどり着くんだ。そして,残り少ない薪を燃やして,夕食の固いパンにバターを節約しながらぬって,食べようとする──そこに,ドアを乱暴に叩く音がするんだ。ドアが開き,黒服の二人の男が現れる。『イワン・ミケノビッチだな?』男の一人が高圧的な口調で尋ねるんだよ。『いいえ』と私は震えながら答える。『私は,ミハイル・ショーロホフです。イワン・ミケノビッチは,一つ下の階に住んでいます』・・・そう。これが人生で一番幸福な瞬間なのさ」


173異性をモノにする方法

男性の方々へ(女性をモノにする方法)

 とにかく褒める
  まめに電話をする
  女性の喜ぶ話題を収集し,楽しませる,
  女性の話題は,いかにつまらなくても興味深そうに拝聴する
  清潔でたくましい体型を維持する
  いかに重くても,女性の荷物は全て持つ
  呼びつけられれば,すぐに参上する
  豪華な食事とワインをごちそうする
  高級なアクセサリーをプレゼントする
  常に「愛している」という

女性の方々へ(男性をモノにする方法)

 脱ぐ


172三人の技術者

技術者たちがドライブをしていると,突然車のエンジンが止まってしまった。

電気関係の技術者が言った。
「車の電気関係のショートだろうね。ヒューズを取り替えればオーケーさ」

次に,化学関係の技術者が言った。
「車の触媒が劣化したんだと思うよ。ガソリンを入れ替えれば大丈夫だよ」

最後にマイクロソフトの技術者が言った。
「車の窓を全部閉じて,ゆっくり飯でも喰いにいくんだ。それからまた窓を開けば,絶対動くに決まってる」


171税金

税金について文句をいう人は,どこの国でも二種類いる。

それは,「男と女」


170ミス・マープルの事件簿

老婦人のミス・マープルは,セント・メアリー・ミード村の外れにある小さな公園で少年達がたむろしているのに気づいた。
よく見ると,少年達は,ビールを飲みながらタバコをプカプカとふかし,あろうことかシンナーまでやっているではないか!
「あなたたち!」ミス・マープルは,強い口調で言った。「学校はどうしたの?」

「へ?」少年達は,顔を見合わせてニヤニヤした。「おい。学校だとよ。笑わせやがるぜ」
しかし,ミス・マープルは,恐れの色も見せず,毅然と言い放ったのである。
「今日は日曜でも休日でもありませんよ。学校をさぼっていいと思っているの?」

リーダー格らしい少年が,口の端をゆがめながら,ゆっくりと立ち上がった。
「学校だと?おい。ばあさん」少年はせせら笑った。「オレたちゃあなぁ・・・」

「・・・まだ4歳なんだよ」


169ものは言いよう

座席に座っていた乗客達は,突然のアナウンスに耳をすませた。
「皆様にお知らせいたします。良いニュースと悪いニュースです。悪いニュースは,突然エンジンが停まりました。まったく動きません。いつ動くかも分かりません。・・・次に良いニュースですが,これは飛行機ではありません。電車なのです」

乗客達は,いつものように声高なクレームを叫ばすに,顔をほころばせた。


168宇宙開発競争の勝利者

冷戦時代のこと。アメリカ合衆国とソビエト連邦は,宇宙開発競争と称し,国の威信をかけて,どちらが先に月面に到着するかを競っていた。
そして,1969年。アポロ11号はついに月面に着陸したのであった。

アームストロング船長が,偉大な一歩を踏み出そうとしていると,なんと,岩の陰から一人の宇宙人民服姿の中国人がヒョッコリ出てきたのである。
驚愕した船長は尋ねた。「貴様。どうやてここに来たんだ?」
中国人はにっこりとおじぎして答えた。
「毛沢東同志はこう言われた。『人民は力である』と。我々は,まず一人が一人の背中に立ち,さらに一人が一人の背中に立ち,そしてまた・・・」


167イヌを飼う方法

「ぼくがイヌを飼いたいといっても,いつもダメって言われるんだ」
「ばかだな。イヌが欲しいなんて正直に言うからさ。いい方法があるんだ」
「方法って?教えてよ」
「簡単なことさ。弟が欲しいってねだればいいんだよ」


166お風呂の会話

パパがいつものように娘とお風呂に入っていた時のこと。
なんにでも好奇心いっぱいの娘は,パパの股間を見てこう言いました。
「どうしてパパは,そんなヘンなのくっついてるの?」

「そうだな・・・」パパは,困ってしまいましたが,なんとかこう答えました。「大きくなったら,きっと分かるよ」
「ふーん」突然,娘はパパのモノに手を伸ばしたのです。
あまりのコトにびっくりしながらも,ついつい無意識に反応してしまったパパのものを見て娘はいいました。

「パパ。おっきくなったけど,ぜんぜんわかんない!」


165サポートセンター

セスナ機が郊外の空港に着陸しようとしていたが,ひどい霧で殆ど視界がない状態だった。まずいことに,燃料も切れかけている・・・
滑走路を見つけようと,霧の中を必死で探しているパイロットの目に,突然,巨大なビルが視界に入った。
ちょうど,背広姿の男が窓から外を見ている。

「おーい!」パイロットは叫んだ。「私は,今どこにいるんでしょうか?」
「たぶん,飛行機の中だろう」と窓の男。

それを聞くと,すぐにパイロットは,機を旋回させ,10分後には空港を見つけて着陸することが出来たのだった。
乗客達は,不思議がって,パイロットになぜ空港の場所が分かったのか尋ねた。

「窓の男の回答は,100%正しかったですけど,何の役にも立ちませんでした。それで,あのビルがマ○クロソフトのテクニカルサポートセンターだと分かったのです。たまたま・・・」パイロットは, ニヤリとして続けた。「マ○クロソフト社のサポートセンタービルは,空港のちょうど南南西1/2マイルにあるのを知ってましたのでね」


164四大ビール

ビール会社の社長たちが,パーティに出席していた。
そして,飲み物を注文する段になって・・・
アサヒの社長が注文した。「スーパードライをくれ」
サントリーの社長が注文した。「オレはモルツにしよう」
サッポロの社長が注文した。「黒ラベルがいいな」

そして,キリンの社長が言った。「オレは,コーラをくれ」
三人の社長は,薄ら笑いを浮かべた。
「おいおい。君は,自社のビールに自信がないのかい?」
すると,キリンの社長は,ニッコリ笑って答えた。

「君らが,本物のビールを飲まないってのに,オレだけが飲むわけにもいかないからね」


163嵐の日

ミケノビッチは,友人の家を訪ねていた。
さて,暗くなって帰ろうとドアを開けたミケノビッチだったが,外は大雨,いや,それどころか尋常じゃない大嵐である。
「なんてこった!」ミケノビッチは叫んだ。
「今日は,うちに泊まっていったらどうだい?」と親切な友人は言ってくれた。
「そりゃ助かるよ。じゃ,ちょっと待っててくれ」
そう,ミケノビッチは叫ぶと,嵐の中を一直線に走り出した。

30分後。ミケノビッチは,ずぶ濡れで友人の家に戻ってきた。
「どこに行ってたんだい?」

「うちに戻って,パジャマを取ってきた」


162エデンの所在(ロシアジョーク3)

聖書の時代から存在した「エデンの園はどこにあったか」という永遠の謎。
長年に渡る激論の末に,エデンはロシアこそが起源であったというロシア正教会の主張は,ついにローマ・カトリック総本山も認めるところとなった。
なんとなれば,アダムとイブは,ろくな食べ物もなく,着るものさえ持っていなかったのに,自分たちが「地上の楽園」にいると信じて疑わなかったためである。


161臨終の床にて

ケチで有名なミケノビッチだったが,流行病にはかなわず,家族や親戚に見守られて,臨終の床にいた。
医者が男の脈をとり,そろそろ──と首を振った時,ミケノビッチは,目をかすかに開けて,かすれるような声で皆に呼びかけたのであった。
「アリス・・・妻のアリスはどこだ・・・」
「あなた。ここにいますよ」
「子供達はどこだ・・・」
「僕たち,みんないるよ。パパ」
「叔父さんは。叔母さんたちは・・・」
「わしらも,全員残らずここにおるよ」

激怒したミケノビッチは,ベッドから躍り上がって,こう叫んだ!
「じゃあ,どうして台所の明かりを消さないんだ!」 


160トムとジェリー

10歳になるジェリーにも,そろそろ生命の神秘を教える時期が来たと両親は考えた。しかし,どうにも言いだしづらかったので,兄のティーンエイジャーのトムにその役をまかせることにした。
「トムよ」父は尋ねた。「おまえは,雄しべと雌しべが,どうやって種を作るか知っているな?」
「知ってるよ」トムは答えた。
「よし」父は言った。「じゃ,そのことを弟のジェリーに教えてやってくれ」

その夜。ベッドに入ってから,トムは,ジェリーに言った。
「ジェリー。おまえは,パパとママが,夜,ベッドで何をしてるか知ってるだろ」
「もちろん,知ってるさ」とジェリー。

「よし」トムは,めんどくさそうに続けた。「雄しべと雌しべも,それと同じようにして種を作るんだ」


159やり過ぎは?

ミケノビッチは,最近体調が思わしくないので,近くの内科で検査してもらうことにした。
「あなたは,マスターベーションのやりすぎですね。少し控えた方がよろしいでしょう」
「えっ。先生!」患者は青くなっていった。「やっぱり,やりすぎると腎臓が悪くなるという話は本当だったのですか?」

「いや」医者は答えた。「他の患者さんが目のやり場に困っていますから」


158スピード対策

その村を横断する道は,真っ直ぐで走りやすかったため,通る車がスピードを出して,事故が多発する上に,村人達は騒音と排気ガスに悩んでいた。
時々,街からお巡りさんが取り締まりにやってきたが,これも焼け石に水・・・

そこで,村人たちは,相談して,大きな看板を立てることにした。
「スピード落とせ。自然と動物の村」
しかし,相も変わらず車は猛スピードで走っていった。

また相談した村人たちは,こんどは別な看板を立てることにした。
「スピード落とせ。子供たちの村」
これまた,まったく効果はなかった。
そしてまたまた,村人たちは相談した...

1週間後。街からスピード違反の取り締まりにやってきたお巡りさんたちは,びっくりした。
どの車も,村の手前で急にスピードを落として,這うようなスピードで進んでいくのである。

村の入口を見ると,大きな看板があった。
「スピード落とせ。ヌーディスト村」


157すばらしい贈り物

バスの運転手のミケノビッチは,長年の運転歴において,始めての経験をした。
それは,バスの中で赤ん坊が生まれたのである!
乗り合わせた女性達が,若い母親の面倒を見て,男性達は,帽子を回してサイフの中身をありったけ,帽子に入れたのであった。それは,皆からの暖かい祝福の言葉と共に,産婦に贈られたのである。
ミケノビッチは,乗客達の相互扶助の精神に心から感動し,そして,この心温まる善意の輪に自分も加わりたいと思った。

「奥さん。私からもプレゼントがありますよ」ミケノビッチは,ニッコリ笑って制帽をちょっと持ち上げた。
「小学生未満の幼児は,バスの運賃が無料だという規定があるんですよ」


156天国と地獄

「最高の生活」
アメリカ人の給料を貰い,イギリスの家に住み,中国人の料理人を雇い,日本人を妻にする。

「最低の生活」
中国人の給料を貰い,日本の家に住み,イギリス人の料理人を雇い,アメリカ人を妻にする。

日本女性って,昔は世界的に高〜く評価されていたのですね。
今は・・・もちろん,高く評価されてますともっ!


155父親というもの

部屋に入ってきたメアリーは,父親になったばかりの夫,ミケノビッチが,ベビーベッドの中を,熱心にのぞき込んでいるのに気づいた。
夫の顔には,深い感動と,そして,驚嘆の色が浮かんでいた。
「あなた──」メアリーは,そっと夫に近づき,やさしく彼の手を握った。「何を考えてらっしゃるの?」

「ああ!なんて不思議なんだろう」ミケノビッチは,感嘆のため息をついた。

「こんなによく出来たベビーベッドが,たったの10ドルしかしないなんて──まったく。信じられるかい?」


154スターリンとフルシチョフ(ロシアジョーク2)

クレムリンでは,豪華な夕食会が開かれていた。
フルシチョフが,肉を手でつまんで食べていると,さすがに,見かねたスターリンが注意した。
「ニキタ。ナイフを使いなさい」
フルシチョフは,急いでナイフを手に取ると,立ち上がった。

「誰を?同志スターリン」


153チャレンジャーの悲劇(ロシアジョーク1)

ホットラインの電話で,ゴルバチョフ大統領は,レーガン大統領に沈痛な声でこう述べた。
「大統領閣下。スペース・シャトル『チャレンジャー号』の爆発事故に関し,我がロシア政府及び人民は,犠牲者とその家族,そして全アメリカ国民に対し,心からの哀悼の意を表します」

レーガンは,びっくりして答えた。
「何のことですかな?閣下。チャレンジャー号でしたら,数分後に打ち上げられることになっておりますが」

「あ!いや・・・失礼。間違えました。また,後刻,電話し直します」


152精神病院にて

「先生,私は頭がおかしいのでしょうか?」精神科医に向かって,患者は症状を訴えていた。「四六時中,私の頭の回りをチョウチョが飛び回っているんです」
「おい,君。そんな風に手を振り回すのはやめたまえ!」医者は叫んだ。
「チョウチョがこっちに来ちゃうじゃないか」


151英会話

始めての海外旅行で,得意の英会話を今こそ役立てようと張り切っていた日本人観光客。
しかし,ニューヨークの空港に降り立った途端,彼は,ひどい眩暈がして倒れてしまったのである。
通報を受けて,さっそく医師が駆けつけ,その日本人を抱え起こした。
 "How are you?"
日本人は,かすれる声で答えた。
 "I'm fine thank you, and you?"


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