群馬県の温泉!

草津温泉白根神社

草津町

白旗の湯 群馬県草津町 0279-88-3642(観光協会) 日帰温泉(共同浴場)  

  5:00〜23:00(8:00は清掃) 無料
 いよいよ草津シリーズである。ああ・・・大変。湯畑の正面にある共同浴場。草津の20ある共同浴場の中では最も有名であろう。1994年に立て替えた建物も新しい。スキー客も多く,一番キレイである。内は,モウモウと湯煙でよく見えないため,若いスキーヤーの裸をみて,目の保養をしようとしても無駄である。どうせ男だし。白旗とは,源氏の白旗で,源頼朝が発見したとされる。硫黄臭が強く白濁した湯はピリピリと熱く,長くは入っていられない。何度も何度も入ったお気に入りの浴場。
 
千代の湯 群馬県草津町 0279-88-3642(観光協会) 日帰温泉(共同浴場)  

    無料
 草津の共同浴場は,地元の人が管理してくれているから無料だ。しかし,旅行客は,旅のハジはかき捨てじゃ〜と大声でわめきながら,トックリとか生ゴミとかネコのシガイとか,かき捨てて行く。「ワシは地元にカネを落としていから悪行三昧あたりまえ。人を殺したって悪くない。」などどいい気にならず,人間として守るべきものは守るべきである。マナーが悪いのではない。その人自身が悪いのである。さて,ここも湯畑のすぐそばにある。2番目に有名な共同浴場だろう。なお,平成11年に行ったところ,さらに瀟洒な建物に生まれ変わっていた。白旗の湯と並んで二大観光共同浴場だろう。
 
地蔵の湯 群馬県草津町 0279-88-3642(観光協会) 日帰温泉(共同浴場)  

  24時間 無料
  旅館街の裏手で,結構探してしまった。目に良いとされ,隣に目洗地蔵と小さな湯畑がある。ここは,まだ時間湯をやっている温泉だが,一般客は残念ながら入ることが出来ない。実は,どこかでタオルをなくしてしまい(タブン白旗の湯だと思うけど),ままよっと入ったのであるが,その後,どうやって体を拭いたのかはナイショである。
 
煮川の湯 群馬県草津町 0279-88-3642(観光協会) 日帰温泉(共同浴場)  

    無料
 大滝の湯に行く途中にある。入り口はまるで銭湯のようで,そそるものがある。小さな川みたいのが裏手にあるのだが,雪のなか湯煙がモウモウと立っている。もったいないとため息が出そうだ。家の風呂にひければいいのに。
 
瑠璃の湯 群馬県草津町 0279-88-3642(観光協会) 日帰温泉(共同浴場)  

    無料
 バスターミナルから湯畑に降りていく狭い(温泉まんじゅう屋が並ぶ)メイン通りにある。道が狭くて雪がグチュグチュしているから車が来ると大変だ。白旗の湯や千代の湯のように観光客向けにカッコ良い建物ではなく,いかにも地域の共同浴場の風情がある。地区の商店の人達が主に使っているのだ。帰りのバスに乗る直前に入ったのだが,泉質は意外にあっさりしており,強塩酸の如き白旗系列の湯にさんざん痛めつけられた肌にやさしかった。
 
巽の湯 群馬県草津町 0279-88-3642(観光協会) 日帰温泉(共同浴場)  

    無料
  ここまで共同浴場巡りをすると,だんだん記憶がなくなって来る。確か,一湯でも多く入ろうと,グチャグチャの雪道をテケテケ歩いてたどり着いたところが,ココ。草津の共同浴場は,20湯もあって,すべてが無料なのだ。地元の人に感謝しつつ,ようやく共同浴場6湯を制覇することが出来た。あと,14湯。また必ず行くつもりだ。それより,いつか,草津に住んでみたいな・・・
 
大滝の湯 群馬県草津町596-13 0279-88-2600 日帰温泉(共同浴場)  

酸性硫黄泉 内・露天(混浴有) 9:00〜22:00(10〜5月は〜21:00) 800円
 温泉のデパートと言われる大滝の湯は,極めて充実の施設である。サウナにテレビがあり,好きな番組を夢中でみていると大変なことになるだろう。地下には打たせ湯と合わせ湯があり,温度を少しづつ変えた源泉の湯船が5つあり,熱い方から2つは,まことに耐え難い熱さである。ここは混浴なのだが,女性は誰1人来ない。ドシテー?時間制で昼間の一部に女性専用となる時間が少しある(10:30〜12:00,14:00〜16:00,18:30〜19:30)のだが,昼間はもっぱらスキーだし,結局入れないのだ。観光地化すると,こういう風になる例が多い。女性が何人かいればいいが,自分一人では,いくら男性見たがりの女性でも入りづらいだろう。そういう人には,大滝の湯前の坂をもう少し上に進むことをお勧めする。男風呂が丸見えになる場所があるのだ。でも,ちょっと遠いので,よくは見えないかも知れない。
 
西の河原露天風呂 群馬県草津町草津521-3 0279-88-6167 日帰温泉  

酸性硫黄泉 露天 7:00〜20:00(12〜3月は9:00〜) 500円
 西の河原公園の奥に位置する。日本一とも言われる露天風呂である。でかい,実にでかいのだ。露天風呂の総面積は,なんと500uもあるという。さて,西の河原へいく道の横は,湯煙を上げながらいくつもの源泉の露天風呂が沸いている。これは自然のものであり,もちろん誰が入っても良いのだ。ところが,通る人は皆,「なかなかの恐ろしい景色じゃの。まるで地獄の如く湯が沸き立って煙が出とるの。ほんま,ええもんを見た。」と口々に言って,うっかり温泉に入ろうものなら,庭のコイ池に人がつかっているのを見たように,「不謹慎じゃ。」「恥を知らぬ。」「地獄行きじゃ!」「ハレンチじゃ。!」「ちょべりばじゃ!(古いか)」とか非難するに違いない。観光地化とは,げに恐ろしきものである。
 
テルメテルメ 群馬県草津町0279-88-5560 日帰温泉 HP

酸性ナトリウム塩化物・硫酸塩泉,酸性・含硫黄アルミニウム酸性塩・塩化物泉 内・露天   500円
 温泉街から少しはずれた位置にある。そのせいか,平日午前中に行ったのだが,誰もいなかった。和・洋2種類の泉質を楽しむことが出来る。もう少しはやってもいいと思うのだが,いかんせん,草津は温泉が多すぎる。
 
ホテル一井 群馬県草津町411 0279-88-2511  旅館(日帰不可)  
     
 草津に二泊するときは,必ず一泊はここと決めている湯畑前のホテル。きれいでサービスが良くて,しかもお安いのだ。温泉は内風呂の大浴場「石殿」しかないが,湯畑直通の源泉で保証つきで,お肌ツルツルである。近くの「静」のヤキトリと温泉まんじゅうをかじりながらチェックインする。幸せなパターンである。3回も泊まってしまったなァ。
 
草津ホテル 群馬県草津町0279-88-5011 旅館(日帰不可) HP

  内・露天    
 西の河原露天風呂入口に位置する桃山風の建物の旅館。なかなかの雰囲気である。高級和風旅館とは言えないが,リーズナブルさに一票。古めかしい良さがある。露天風呂は,内風呂から下駄をはいて少しだけ歩かされるのだが,雪見風呂となり,冷えた体に実に気持ちが良かった。
 
ホテル櫻井 群馬県草津町0279-88-3217 旅館(日帰不可) HP

  内・露天    
 実は,草津に行く時は,旅行会社のセットプランでいくことにしている。なぜなら,そのプランの各協定旅館は,1泊につき1カ所の日帰入浴券がついているからだ。そんなわけで,券を握りしめ,ホテル櫻井に(いや,豪華だね)入ろうとすると,多数のドアマンがまるでドロボウを見つけたようにこちらを見て,駆け寄るや,「いらしゃいませ。ありがとうございます。ご宿泊でございますか。」など言いながら荷物を奪おうとするので,「いや。ワシらは,しがない通行人での。冥土のみやげにちょいと見せてもらいますよ。」などごまかして,豪華なロビーに入る。今度は多数の仲居さんがこちらを見て,カツオブシを見つけたネコみたいに駆け寄ろうとするので,あわててカクカクシカジカと言うと,浴場まで丁寧に案内してくれた。いや。広い。りっぱ。きれい。高そう。ロビーも広くて実にいごこちがいい。半分ヤケになって,ズウズウシイついでだと,充実のゲームコーナーでピンボールをやって,オイシイ櫻井特製ロゼワインを買って退散したのであった。いや。恐るべし。ホテル櫻井。
 
草津グランドホテル 群馬県草津町226-15 0287-88-2505 旅館(日帰不可)  
明礬緑ばん泉    
 ちょっぴり湯畑から離れているのだが,お安さで重視で泊まった旅館。スキー板を担いで歩くのはいささかタイヘンだった。結構高台のトコロにあるからね。特筆すべきことはないが,湯は,湯畑源泉を引いているらしい。
 
ホテル望雲 群馬県草津町0279-88-3250 旅館(日帰不可)  

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  内・露天    
 日帰入浴券第二段がここである。吹雪の中,グルグル探し回ってやっと見つけたのであった。「なかなか良さげだね・・・」「いいわね・・・」など,傘の雪をブンブン払い落としながら,おそるおそる入ったのだった。狭い廊下を登って広いドーム型の摩訶不思議な温泉空間に入ってみると,一寸先は湯煙である。視界1m以下!「湯船はどこだー。それよりオレの体はどこいったー」などわめきたい気持ちを押さえながら,片足を前にクルクル出して湯船を探す。しばらく探して,やっと見つけた。いや,冷え切った体にしみることしみること。近くで,「ウーン」とか「ピチャピチャ」とか音がする。誰か先客でもいるのか,それとも人喰いワニでもいるのかまったく分からない。手さぐりで,露天風呂出口を見つけた。急に視界が開けたが,すごい雪である。天から降る雪を見ながら,このまま時が止まって欲しいと思ったものである。 
 
大阪屋 群馬県草津町0279-88-2411 旅館(日帰不可)  

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  内・露天    
 これまた,日帰入浴券がなくば,入ること不可能であった高級旅館である。千代の湯の隣に位置し,ホテル櫻井とはうって変わって,純和風。こういうのって,高いんだよね。敷居が高そうな敷居を上がり,フロントでおそるおそるカクカクと言うと,浴室の場所を教えてくれた。いや,この瞬間って,「当旅館は明治5年創業以来,オコモさんは入れたことないどす。」とか言われるんじゃないかとドキドキしてしまう。檜の露天はこれまた和風。さて,温泉から出ると,つれがまだ出てこないので,ロビーで待っていたが,いや,いずらいこと,いずらいこと。まいった。
 
奈良屋旅館 群馬県草津町0279-88-2311 旅館(日帰不可)  

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  内・露天    
 日帰入浴券の宿。雰囲気は大阪屋と同等。入口の提灯がなかせる老舗だ。いいかげん慣れたので,あたかも裕福な紳士の如くドウドウと入っていけた。それにしても,普段泊まれない高いとこばかり選んで入るとは,我ながらあきれたものである。草津シリーズもようやくおしまいである。もっとイロイロ入りたかったのだが,いかんせん,スキーもしなくちゃならず,限界がある。それにしても,草津から帰ると,体が1週間くらいかゆくてたまらなくなる。入り過ぎのようだ。
 
一田屋旅館 群馬県草津町0279-88-3150 旅館(日帰不可)  

  内・露天(混浴有)    
 第4回草津旅行日帰入浴券の宿。実はここは第1回草津旅行の時からねらっていた。ここの地下にある地蔵の湯(敷地内から湧き出し,共同浴場の地蔵の湯と同じ源泉)は,な・な・なんと混浴なのだ。で,泊まろうと計画していたところ,ボロッチイとか料理だけ多い(ウマイとは言わない)とかウワサを聞きつけ,泣く泣くあきらめたのだ。その後も,第2回〜3回にかけ,日帰入浴をもちかけていたが,彼女の強い反対に出会い(入りたいクセに,恥ずかしいとかモッタイぶっていたのだ),断念していたのだ。ところが,今回は,彼女も混浴風呂に入りたい気持ちをついに抑えきれなくなったのだろう。念願かなって入れることとなった。グチュグチュと狭い道を注意しながら行くと,あったあったありました。風情があるよさげな感じじゃないか。さて,ロビーで聞くと,こころよく2階の浴場を教えてくれた。狭い階段をくるくる登ると,あるにはあったけど,ここじゃない。男女別のつまらんトコじゃないか。地蔵の湯はドコじゃと,コッソリ下の方に降りて探していると,さっきのロビーのおじさんと廊下で出会った。(混浴風呂に入りたい一心らしい)彼女が「地蔵の湯に入りたいんですけど」とおじさんに堂々と聞いてくれた(いや〜。負けた!)ら,おじさんは,にっこり笑って,ロビーからランタンをもってきて,どうぞと露天風呂に案内してくれた。ランタンをひっかけて,内鍵をかけてお入りくださいと言う。そうすると,他の人が遠慮する仕組みになっているらしい。家族風呂のようでもあり,違うようでもあり,不思議な露天だ。妙に広くて男女くっついた脱衣所と,ゆったりとした雪見の露天岩風呂は,おかげさまで,第4回草津旅行のハイライトとなった。ケチくさいタダ客のためにわざわざ貸し切りで露天に案内してくれたおじさんと,一田屋旅館には大変感謝している。人情豊かだ。これにて草津最高の栗1コとじゃがいも1コ進ぜる。なお,肝心の地蔵の湯は,その時,故障中であることが判明したことを報告しておく。
 草津にもう一度行くことが出来るのはいつのことだろうか?

水上町

宝川温泉「汪泉閣」 群馬県水上町0278-75-2121 旅館(日帰可)  

弱アルカリ性単純泉 内・露天(混浴有)    
 広大な敷地を入っていくと,豪壮ないくつもの建物が見えてくる。宝川温泉の一軒宿「汪泉閣」だ。早速露天風呂に行く。迷路のような建物をグルグル回って,1階の温泉入り口に行くと,長靴がいっぱい並んでいる。パカポコと雪道を歩く。雪道といっても,狭い歩道の両側は雪が2メートル以上つもっている。どうやって雪かきをしているのだろう。途中にクマやウサギの檻や休憩所がある。脱衣所は,男用はストーブなど焚いてあって広く暖かいが,女用は,狭くて床が凍っているらしい。いっしょに行った彼女が「これじゃ着替えられなーい。」など言うので,男用ですばやく着替えるようやっと説得したところ,若いカップルがいっしょに入ってきて,とっとと着替えて露天に入った。すばやさに感心するやら,オシリが見えちゃったぞ得したぞなど考えるやら,いろいろである。露天は,広く気持ちいい。ここは,雪深く,まさしく雪見風呂である。若いグループが湯船の外の雪だまりに裸でダイビングしている。あんな冷たいのに,若者とは動物といっしょで,まことにおろかしいシロモノである。さて,その若者グループが湯をあがったので,早速(もちろん)マネをしてみた。結論としては,これはやめた方がいい。痛いほど冷たいのだ。

伊香保町

伊香保露天風呂 群馬県伊香保町伊香保甲湯本581-1 0297-72-2488 日帰温泉  

硫化塩泉,45度 露天 9:00〜19:00(10〜3月は10:00〜18:00,1・3木曜休) 400円
  石段を登った頂上からさらに10分程歩くと,前や後ろを若者のグループや若いカップルが歩いている。や,あのカップルは浴衣にゲタじゃないか。温泉の楽しみ方を知っておる。入り口をくぐるとすぐ公営の露天風呂だ。しかし・・・混んでるなぁ。しかも若者ばかりだ。信じられん。ボクの経験では,温泉地は年寄ばかりのハズなのに(スキー場の温泉を除いて)。若者達と体をくっつけるようにして入る。泉質は茶褐色でぬるめだ。透明な源泉が空気に触れると茶褐色になるらしい。しかし,みんな前を隠しませんな。イヤ〜目福。目福(ウソですヨ)。女湯の方はと,彼女に聞いてみると,日焼け跡もクッキリのダイナマイトボティーをたっぷり拝んできたらしい。ズルイ!ボクなんて,つまんないもんしか見てこなかったのに。帰りに,温泉飲泉所があったので,さっそくグビリとやってみた。ゲ〜!鉄くさくてマズイ。続いて彼女もやってみたが,すぐ吐き出した。チェッ。コッチは真面目に飲み込んだっていうのに。オミヤゲ屋やら射的を覗きながら,狭い石段をゆっくり下って,すっかり温泉地の情緒というものにひたることが出来た。(99.8.29)
 
山陽ホテル 群馬県伊香保町0279-72-2733 旅館(日帰不可) HP

メイケイ酸混有,10.7度 内・露天    
  決して立派な旅館ではないが,お値段は安い(1泊2食8,800円)し,結構がんばってる感がある。テレビなんかでもよく見かけるのだ。温泉は,無色透明で,コイツは沸かし湯に違いないと確信したのだが,脱衣所で良くみると,ヤッパリ温泉であった。なんと言っても絶品は夕食!炭火焼きで肉やキノコを焼くのだが,これがウマイ。豪華でも量が多くもないのだが,すっかり感心してしまった。帰り際にリンゴ売りのオバサンがのこのこやって来て,「お客サン。リンゴうまいよ。1,200円のトコ1,000円アルネ!」・・・しぶ〜い顔・・・「じゃ,800円でイイアルヨ。」ってワケで,リンゴ8個800円で買って帰った。やす〜い!オバサンもボクたちの不景気面を見て,金がないのにピピンときたのだろう。なお,オバサンは,決して中国人でもなんでもない。(99.8.29)
 
金太夫ベルツの湯 群馬県伊香保町0279-72-2030 日帰温泉 HP

硫化塩泉,49.9度 内・露天    
  温泉と言えば,ベルツ博士が有名なのだ。ベルツ博士は,草津だけでなく,伊香保もテリトリーにしていたらしい。ボクは,この旅行を計画した時から草津の「大滝の湯」を想像して楽しみにしていたのであった。ところが・・・である。大滝の湯が10点満点中8点とすると,こちらはマイナス1677万点だ!泉質は,伊香保露天風呂の茶褐色をさらに水で薄めたような色。風呂釜自体は,普通の旅館並だ。これで,1,350円?フーム。お天道様が許しても,オレが許さ〜ん。しかも,ボクは鯨噴浴(説明しよう。イスに腰掛けると,ナント穴から湯がブワ〜と出て,オシリの穴がとても気持ちイイらしく,ヤミツキになるらしい)とトテモ楽しみにしていたのだが,ナント清掃中だったのだ!(99.8.30)